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晨读美文

2023-09-08 来源:易榕旅网
1、猟師と樵

ある猟師が、ライオンの跡を追いかけていた。

かれ

りょうし

らいおん

あと

りょうしきこり

彼は、森で樵に出会うと、

らいおん

あしあと

たず

もりきこりであ

「ライオンの足跡を見なかったか?」と訊ねた。

すると樵はこう答えた。

「よし、今から、ライオンのところへ連れていってやろう」

すると猟師は、真っ青になって、歯をがたがた

ふる

りょうし

いま

らいおん

きこり

こた

震わせてこう答えた。

わたし

さが

こた

「いや、いいんだ。私の探しているのは、ライオンの足跡で、ライオンではない^^」 2、海辺を歩いている旅人

海辺を歩いていた旅人たちが、高い断崖に登

うみ

みわた

かなた

おお

ふね

うみべ

ある

たびひと

たか

だんがい

のぼ

うみべ

ある

たびびと

らいおん

あしあと

らいおん

り海を見渡した。すると彼方に大きな船が見えた。

たびひと

旅人たちは、船が入港するのを一目見ようと待

ふねにゅうこういちもくみま

つことにした。

しかし、船が風に流され、岸に近づくに従い、それは、単なる小船であることが分かった。それどころか、小船が浜に漂着した時には、木の束となっていた。

3、ミツバチとジュピター

ある女王蜂が、ジュピター神に、蜂蜜(はちみつ)をプレゼントしようと、オリンポスへと昇って行った。

蜂蜜を痛く気に入ったジュピター神は、彼女の望むものなら何でも与えると約束した。 そこで、彼女はこんな事をジュピター神に乞った。

「偉大なるジュピター様。私は蜜を盗みに来る人間を殺せるように、針がほしいのです。」

にんげん

ころ

はり

いだい

さま

わたし

みつ

ぬす

きた

かのじょ

こと

じゅぴた

かみ

のぞ

なん

あた

やくそく

はちみつ

いた

かみ

かのじょ

ぷれぜんと

おりんぽす

のぼ

じょおうばち

じゅぴた

かみ

はちみつ

みつばち

じゅぴた

こぶね

はま

ひょうちゃく

とき

たば

たん

こぶね

ふね

ふう

なが

きし

ちか

したが

ジュピター神は、人間をあいしていたので、そのお願いを大変不快に思ったが、約束は約束なので、彼女の望みを断ることができなかった。そこで、ジュピター神は、彼女にこんなふうに応えた。

「おまえの望みはかなえてやる。だが、もし、おまえが、その針を使うならば、おまえ自身の命

あや

はり

はり

つか

じしん

いのち

のぞ

じゅぴた

かみ

かのじょ

こた

かのじょ

のぞ

ことわ

ねが

たいへんふかい

やくそく

やくそく

じゅぴたかみにんげん

も危ういものになるだろう。おまえの刺した針は、

きずぐち

傷口から抜けることはない。そして、その針を失

ぬはりうしな

うとき、おまえは死ぬ」 4、男と彼のイヌ

ある男が、田舎の別荘に滞在しているときに、嵐にあって足止めを食った。彼は、家族の

しょくたく

あらし

あしど

かれ

かぞく

おとこ

いなか

べっそう

たいざい

おとこ

かれ

いぬ

食卓のために、まず最初に、羊(ヒツジ)を殺

つぎ

やぎ

やぎ

ころ

あらし

さいしょひつじひつじころ

し、次に山羊(ヤギ)を殺した。嵐はそれでもお

さまらず、つないであった牡牛(ウシ)も殺すことになった。

これを見ていた犬たちは、みなで会議を開き、そしてこんなふうに語り合った。

「ここから出て行くときが来たようだ。ご

しゅじんさま

かた

いぬ

かいぎ

ひら

おうしうしころ

主人様ときたら、大切なウシさえ食べてしまうの

われわれ

ぶじ

たいせつうした

だから、われわれ(我々)も無事で住むはずがない」 5、病気のトンビ(鳶)

病気で死にそうになった鳶(トンビ)が、母親にこう言った。

「お母さん。悲しまなくても平気です。神様がきっと、救ってくれますから。」 すると母親が言った。

「祭壇から生贄をくすねてばかりいるお前に、

はら

さいだん

いけにえ

まえ

ははおや

すく

かな

へいき

かみさま

いびょうき

とび

とんび

ははおや

びょうき

とんび

とび

腹を立てていない神様などいるのかえ?」

たかみさま

6、野生のロバとライオン

野生のロバとライオンが、一緒に狩をした。ライオンは力で持って、ロバは脚

かり

こうけん

らいおん

ちから

ろば

きゃくりょく

おお

やせい

ろば

らいおん

いっしょ

かり

やせいろばらいおん

力でもっ

せいか

てそれぞれ狩に貢献した。そして、大きな成果

ぶん

を上げたので、それぞれの取り分を決めることにした。

ライオンは獲物を三等分するとこう言った。 「私は、動物の王であるが故に、まず

さいしょ

わたし

どうぶつ

おう

ゆえ

らいおん

えもの

さんとうぶん

最初の部分をもらう。二番目は、狩の報酬と

さんばんめ

きみ

ぶぶんにばんめかりほうしゅう

してもらう。さて、三番目だが、^君が、これを

じたい

辞退しないと、大いなる災いが降りかかること

おおわざわお

になる。」

7、後家とヒツジ

大変貧しい後家さんが、ヒツジを一匹かっていた。彼女は、ヒツジの毛はほしいが毛を刈る費用が惜しかった。そこで、自分で刈る事にした。しかし、鋏がうまく扱えなかったので、毛と一緒に肉まで切

ってしまった。

ヒツジは痛さのあまり、 のた打ちまわってこう言った。

「ご主人様、 あなたはなぜ、私を、傷つけるのですか?毛が欲しいから、毛刈り職人に頼んでください。もし、肉が欲しいのなら、肉屋に頼んでください。苦しまずに殺してくれますから。。。」

8、タカとトンビとハト(鷹と鳶と鳩) ハトたちは、しょっちゅうトンビに襲われるので、その害から逃れようと、タカに守ってくれるようにお願いした。タカは

はとねが

たか

こころよ

がい

のが

たか

まもおそ

快く承知した。

しょうち

そこで、ハトたちは、タカを鳩舎に入れたのだが、このとき初めて、タカがトンビよりも、

どうもう

はじ

たか

とんび

たかきゅうしゃ

獰猛であることに気がついた。大勢の仲間がタ

きたいせいなかま

カに殺された。

その日一日の被害は、トンビから受ける被害の一年分以上だった。 9、二匹のイヌ

にびき

いちねんぶんいじょう

ひいちにち

ひがい

とんび

ひがい

ある人が、イヌを二匹飼っていた。一匹は

りょうけん

ひといぬにびきかいっぴき

猟犬として訓練し、一匹は家の番をする

しこ

くんれんいっぴきいえばん

ように仕込んだ。

おとこ

男は猟を終えて家に帰ってくると、いつも

ほう

えもの

あた

りょうけん

りょうおいえかえ

ばんけんふんまん

番犬の方に獲物をたくさん与えた。猟犬は、憤懣やるかたなく、番犬を咎めだてた。

まえ

りょうく

てつだ

おれ

ばんけん

とが

「お前は、猟の手伝いもしないくせに、俺の獲物を貪り食う」

すると、番犬はこう答えた。

ばんけんひなん

こた

えもの

むさぼ

[私を非難するのはお門違いですよ。

もんく

わたしい

かどちが

文句を言うならご主人様に言った下さいな。だ

しゅじんさま

わたし

はたら

おし

しゅじんさまいくだ

って、ご主人様は、私に働くことを教えずに、他人の上がりで暮らすように躾けたのですからね。]

たにん

しつ

10、老婆とワイン壷

老婆は地下室を片付けていて、空のワイン

つぼ

ろうばみ

ちかしつ

かたづ

そら

わいん

ろうばつぼ

壷を見つけた。そして匂いを嗅いでみた。

すば

にお

におか

「ああ、なんて素晴らしい匂いなんだろう!この壷に入っていたワインは、よっぼど上等だったに違いない。だって、こんなに甘い香りを残して行ったのだからね!」

うつくいちが

あま

かお

のこ

つぼ

わいん

じょうとう

美しい思い出は、生き続ける。

りょうし

あみ

おもでいつづ

11、漁師と網

腕のよい漁師が上手に網を投じて、

さかなあみ

うで

りょうし

じょうず

あみ

とう

魚を一網打尽にした。そして、熟練した

おお

さかな

のこ

がんぺき

いちもうだじんじゅくれん

網さばきで、大きな魚を残らず岸壁まで曳

き上げた。

しかしさしもの漁師も、小魚が、網の目をすり抜けるのは如何ともし難かった。

いかん

がた

りょうし

こざかな

あみ

12、エチオピア人

こくじんみ

じん

黒人の奴隷を買った男が、彼の黒い肌

まえ

しゅじん

たいまん

かれ

あら

どれいかおとこかれくろはだ

を見て、前の主人が怠慢で、彼を洗ってやらなかったので、汚れがこびりついているのだと

おも

よご

思った。

おとこ

男は、彼を家に連れてくると、ひっきりな

あら

はだ

いろ

かれいえつ

しにごしごし洗った。しかし、肌の色は落ちなかった。それどころか、彼はひどい風を引いてしまった。

生まれつきは変わらない。 13、雌ライオン

どこの家族が一番数が多いかをめぐって、

どうぶつ

かぞく

いちばんかずさわ

おお

めす

かれ

かぜ

動物たちの間に騒ぎが持ち上がりました。

どうぶつ

めすらいおん

あいだもあ

ついに動物たちは、雌ライオンのところまで押しかけていきました。

「いったいあなたは何匹子供を生みましたか?」と集まった動物たちは尋ねました。 「たったいっぴきですよ」と雌ライオンは落ち着いて答えました。

「でも、それはライオンの子です。」 14、水浴びする少年

少年が川で水浴びしているうちに、深みにはまってしまいました。

溺れてしまいそうになったとき、そこに見知らぬ男がとおりかかりました。

少年は、この人に助けてもらうしかないと思い、大声で呼びかけました。

すると、男は、むしゃむしゃなことをしてはいけないと説教を始めました。 少年は大声で言い返しました。

「ああ、すぐに助けてください、お願いです。説教は後にして!」

15、ロバとその飼い主

ロバとその飼い主が山道を下ろうとしていると、

こた

めすらいおん

あつ

どうぶつ

たず

なんびきこどもう

急にロバが無理やり別の方向に行こうとしました。飼い主の握っている綱を必死で引っ張るのです。

「お前、いったいどうしたんだ?」と飼い主は怒鳴りつけました。

「そっちの方に行ったら、崖から落ちて死んでしまうぞ。」

せっかく飼い主が親切に言っているのに、ロバはあくまでも自分の行きたいほうに行こうとします。

あまりに頑固で、人の意見を聞く耳を持ちません。飼い主は懸命にロバを引きとめようとしましたが、とうとう抑えきれなくなりました。

ロバは綱を振り切ると、山道を転がり落ち、行方が知れなくなりました。

16、蚤と牛

ある時、蚤が牛に聞きました。

「そんなに大きくて力持ちなのに、どうして人間にこき使われて、ひどい仕打ちを受けているんだい?僕はこんなに小さいのに、思う存分人間の血を吸ってるのにさ。」

すると、牛は答えました。

「僕は恩知らずになりたくないんだよ。だって、僕は人間に愛され、世話を受けているからね。時々

頭や肩をなでてくれるし。」

すると、蚤は言いました。

「僕は不幸だなあ。だって、僕が人間になでられたら、間違いなく死んでしまうんだもの。」

17、鷹と矢

弓の名人が鷹に狙いをつけて、矢を放すと、矢は見事鷹の心臓に突き刺さりました。

死ぬ間際に、鷹が頭をもたげて矢を見ると、なんとその矢には自分の羽がうついているではありませんか。信じられませんでした。

「ああ、この死は余計に辛い。」と鷹はつぶやきました。

「何しろ、自分の羽が使われている武器で死ぬんだから。」

18、野生の猪

猪が木の幹で牙を研いでいると、そこに狐が通りかかりました。

狐はどうして牙を研いでいるのか不思議に思いました。

「どうしてそんなことをしているんだい?近くに猟師がいるわけでも、猟犬がいるわけでもないし、危険が迫っているようにも見えないけど。」と狐は言

いました。

「確かにね。」と猪は答えました。

「でも、本当に危険になったときには、牙を研いでる暇はなくなるからな。」

19、ライオンとロバ

ある日、ライオンが森の小道を歩いていました。 森の動物たちは皆頭を下げたり、目を伏せたりしていましたが、ロバだけは、ライオンが通り過ぎる時に、耳障りなことを言いました。

ライオンは一瞬カットなりましたが、何にも言いませんでした。

一言でも何か言えば、この馬鹿なロバを認めることになるから、そんなもったいないことはしなかったのです。

20、猫の尻尾

雨が降り始めたので。ノアはすべての動物を自分の箱舟に呼び寄せました。

すべての動物が集まった着ましたが、猫だけが鼠を追いかけていました。いつもならすぐに鼠を捕まえられるのに、その日はどうしても鼠が見つかりません。みんなのあの箱舟に入ってしまったとは知らなかったのです。

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